正しい指輪サイズの測り方があるのをご存でしょうか?
「いのうえ」では長年、数多くのお客様の指輪サイズ測定をしています。その際にアドバイスさせていただいていることをご紹介します。
指のサイズはいつ測る?
人の指のサイズは、『季節』『時間帯』『体調』等の様々な要因で変化しています。個人差もありますが、1日の中でも1号程変化する人もいます。(1号とは指輪の内径の直径の差が0.3mm程)つまり、指のサイズを測る時には「指のむくみ」も考慮したうえで測ることが重要なポイントとなります。
一番むくんだ状態で測ると、むくみが取れたときに指輪が緩くなります。その逆で、一番細い時に測ると、むくんだ時にきつくなります。ですので、『一番むくんだ状態』と『むくみが取れた状態』の2回測ることをお勧めします。そして、これらの平均があなたの指のサイズになります。
2回測るのが面倒な方は、お昼前の11時頃から夕方の16時頃が一日の平均に近くなりますのでこの時間帯でサイズを測ることをお勧めします。
ちょうど良いサイズとは?
ちょうど良いサイズとは、指輪が緩くもきつくも無く、そして自分で取り外しが可能であるというサイズです。結婚指輪(マリッジリング)の場合、幸せ太りすることもありますので、ピッタリにこだわらず多少緩めにご指定される方もいらっしゃいます。しかし、婚約指輪(エンゲージリング)は緩くしますとダイアモンドが下に回ってしまう為、ピッタリのサイズをご指定下さい。
又、例えば8号できつく9号で緩い場合は『8.5号』ということもオーダー可能です。
指のタイプ別の測り方
「関節と根元の太さが同じ場合」
「根元で装着感の良い」サイズをお選びください。また、リング幅が4mmを超える場合、+0.5~1号ほど余裕をみることをお勧めいたします。
(※幅広指輪は装着感がきつく感じられるため)
「関節が太く、根元が細い場合」
「関節が通るギリギリ」のサイズをお選びください。
「根元が一番太く、先に行くほど細い場合」
「根元でピッタリ」のサイズをお選びください。(余裕があまりない「ピッタリ」がポイントです!)
※以下の様な場合は、サイズの変更をお勧めします。
・手を振ったら指輪が落ちる。(⇒緩すぎ)
・手を結んだ時に指に圧迫感が感じられる。(⇒きつすぎ)
・指輪を入れるときにやっと入り、指輪が中々外れず痛い。(⇒きつすぎ)
指輪サイズゲージの無料貸出し
「いのうえ」では、商品お申し込みを頂きましたお客様にはサイズゲージの無料貸出を行っております。
お申し込みの際に「サイズゲージの貸出希望」とお申し付け、もしくはご記入下さい。
指輪の抜き方
万が一、サイズがきつくなって指輪が抜けなくなった場合は、宝飾店でも備えている「リングカッター」(救急隊でも備えているところもあるようです)で切断も可能ですが切断すると、修復する必要がありますし、指を傷つける可能性もあります。 そこで、ご家庭にもある「糸」を使って簡単に取り外せる方法があります。詳しくは、下のHPを参照下さい。驚くほど簡単ですので覚えておいて損は無いです。
上記の方法で外れず、緊急を要する場合など以外では、ご自分でニッパーなどを使って切らず専門店へお持込することをお勧めします。当店では、「リングカッター」を使用して、後での修復がしやすいように、指輪の取り外しをお受けしておりますので、お気軽にお問合せ下さい。